毎回ミニアプリ帳 ・ 第1〜10回

📱 授業で1個ずつ、自分のアプリを作る

🔧 毎回15〜20分 💰 無料の Gemini でOK 📄 保存すれば自分のもの

基本

作り方は、毎回同じ4ステップ

最初に覚える

この帳の使い方はシンプル。その回のプロンプトをコピー→( )を自分の言葉に置きかえ→Geminiに送る→出てきたコードを保存して開く。これだけです。

  • STEP 1|Gemini を開く:gemini.google.com に大学アカウントでログイン → その回のプロンプトを貼り、( )を埋めて送信
  • STEP 2|コードを全部コピー:出てきたHTMLコードの右上のコピーボタンで全文をコピー(途中で切れていたら「続きを出して」)
  • STEP 3|メモ帳に貼って保存:メモ帳(Windowsなら「メモ帳」アプリ)に貼り、「名前を付けて保存」→ ファイル名を app.html(末尾を必ず .html に)・文字コードは UTF-8
  • STEP 4|ダブルクリックで開く:保存したファイルを開くとブラウザで自分のアプリが動く。スマホの人はペアの人のPCで一緒にやってOK

🆘 動かない・真っ白・途中で切れた→ 慌てず「制作お助けカード」のつまずき対処へ。「エラーが出ました。直したコードの全文をもう一度出してください」で大体直ります。

プログラミングの知識はいりません。
必要なのは「何を作りたいか」をことばにする力だけ。

⚠️ 共通の注意:①個人情報(本名のフルネーム・成績など)はプロンプトに入れない(ニックネームでOK) ②無料枠で足ります(1回の実習でプロンプト1〜3回) ③提出は毎回「動いた画面のスクリーンショット+工夫した点ひとこと」を manaba へ(先生の指示に従う)。

第1回

自己紹介カード ― 記念すべき第1号

今日は手順に慣れる回

🎯 完成条件:ブラウザに自分のニックネームと目標が表示されたら成功。それ以上は求めません。

今日書く「半年後の自分への手紙」の中身を、そのまま動くカードにしてみよう。自分のことばがアプリになる感覚を、初日に体験する回。

英語学習の自己紹介カードを、1つのHTMLファイルで作ってください。スマホでも見やすい、やさしい色のデザインでお願いします。
表示する内容:
・ニックネーム:「( )」
・英語学習の目標:「( )」
・半年後になりたい姿:「( )」
さらにボタンを1つ置いて、押すと「未来の自分からのひとこと」=「( )」が表示されるようにしてください。
コードは1ファイル完結で、全文を出してください。
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💪 +αチャレンジ:ボタンを押すたびにカードの背景色が変わるようにしてもらおう(「ボタンを押すたびに背景色も切り替えてください」と追加で送るだけ)。

第2回

英語学習ストリークカウンター

テーマ:習慣化

🎯 完成条件:「今日やった!」を押すと連続日数が増え、ブラウザを閉じても消えないこと。

③ミニ講座で学ぶ「小さくやって『できた』→やる気」の好循環を、自分の道具にする。記録が見えると、続く

英語学習の連続日数カウンターを、1つのHTMLファイルで作ってください。
・「今日やった!」ボタンを押すと、連続日数が大きく表示される
・記録は localStorage に保存して、ブラウザを閉じても消えないようにする
・同じ日に2回押しても1日分だけ数える。1日あいたら0に戻る
・画面の上に私の目標「( )」を表示する
コードは1ファイル完結で、全文を出してください。
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💪 +αチャレンジ:目標「( )日」までの進み具合をバーで表示してもらおう。

第3回

翻訳くらべビューア

テーマ:翻訳アプリ

🎯 完成条件:自分の訳とAIの訳が左右に並んで表示されること。

今日の授業で比べた「自分の訳 vs AIの訳」を、並べて眺める道具を作る。並べると、違いが見える

英文の翻訳を見比べるページを、1つのHTMLファイルで作ってください。
・入力欄が3つ:「元の英文」「訳A(自分の訳)」「訳B(AIの訳)」
・「比べる」ボタンを押すと、訳Aと訳Bが左右のカードに並んで表示される
・見出しは「翻訳くらべ」。スマホでは上下に並んでOK
コードは1ファイル完結で、全文を出してください。
コピーしました ✓

💪 +αチャレンジ:それぞれの訳の文字数も表示してもらおう(長さの違いも比較材料)。

第4回

文法直感クイズ

テーマ:チョムスキー×生成AI

🎯 完成条件:自作の5問が出題され、最後に正答数が出ること。

授業で試した「ありえる文/ありえない文」の直感を、クイズアプリにする。問題を自分で作るのがこの回の本体(出題者になると、文法直感が言語化される)。

英語の文法直感クイズを、1つのHTMLファイルで作ってください。
・文を1つずつ表示し、「ありえる文」「ありえない文」の2択ボタンで答える
・答えるとすぐ正解/不正解が表示され、次の問題へ進む
・最後に「5問中◯問正解」と表示する
・問題は次の5問です(文/正解の順):
1.( )/( )
2.( )/( )
3.( )/( )
4.( )/( )
5.( )/( )
コードは1ファイル完結で、全文を出してください。
コピーしました ✓

💪 +αチャレンジ:間違えた問題だけ、最後にもう一度出題してもらおう。

第5回

指示の実験場 ― 曖昧 vs 具体的

テーマ:自然言語とプログラミング言語

🎯 完成条件:2つのプロンプトの結果を見比べて、違いを1行で言えたらゴール(アプリの出来は問わない)。

今日は特別ルール:同じお願いを「曖昧な言い方」と「具体的な言い方」で2回作らせて比べる実験。AIにとって曖昧さが何を意味するか、体でわかる回。

実験①:まず曖昧な指示で

ボタンがあるページを作って。押すと色が変わるようにして。
コピーしました ✓

実験②:次に具体的な指示で(新しいチャットで)

1つのHTMLファイルで、中央に大きなボタンが1つあるページを作ってください。
・ボタンの文字は「( )」
・押すたびに、ページの背景色が「( )」→「( )」→「( )」の順に切り替わり、また最初に戻る
・今何色モードかを、ボタンの下に文字でも表示する
コードは1ファイル完結で、全文を出してください。
コピーしました ✓

📝 manabaに書くこと:①と②の結果はどう違った? AIは曖昧な部分をどう「勝手に補った」?(1〜2行)

第6回

シャドーイング・タイマー

テーマ:脳科学・メタ認知

🎯 完成条件:台本が表示され、30秒タイマーが動いて、★で自己評価できること。

「意識してできる」を「無意識でできる」に変える練習(自動化)を支える道具。★の自己評価は、まさにメタ認知の実践。

シャドーイング練習ページを、1つのHTMLファイルで作ってください。
・画面に英語の台本を大きく表示する。台本:「(今日の授業で使った英文などを貼る)」
・「スタート」ボタンで30秒のカウントダウンタイマーが動く
・タイマーが終わったら、「できた度」を★1〜★5のボタンで記録できる
・記録した★は画面の下に履歴として並んでいく
コードは1ファイル完結で、全文を出してください。
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💪 +αチャレンジ:★の履歴を localStorage に保存して、次に開いた時も残るようにしてもらおう。

第7回

エッセイ構成ビルダー(米式)

テーマ:論理①(米・仏)

🎯 完成条件:主張と理由を入れると、米式5段落のアウトラインに整形されること。

「主張が先・根拠が続く」アメリカ式エッセイの型を、型に流し込む道具にする。型が道具になると、型の意味がわかる。

英語エッセイの構成メモを作るページを、1つのHTMLファイルで作ってください。
・入力欄:「主張(Thesis)」「理由1」「理由2」「理由3」
・「アウトラインを作る」ボタンを押すと、アメリカ式の5段落構成に整形して表示する:
 Introduction(主張を予告)→ Body 1〜3(理由を1つずつ)→ Conclusion(主張を再確認)
・各段落に、入力した内容がはまった形で表示される
コードは1ファイル完結で、全文を出してください。
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💪 +αチャレンジ:「フランス式(テーゼ→アンチテーゼ→ジンテーゼ)に切り替えるボタン」を足してもらおう(第8回への予告編)。

第8回

4つの型スイッチャー

テーマ:論理②(日・イラン)

🎯 完成条件:同じ主張が4カ国式の骨組みに切り替わって表示されること。

米・仏・日・イラン——同じ主張でも「良い文章」の組み立ては4通り。切り替えて眺めると、論理は文化の数だけあることが目に見える。

同じ主張を4つの文化の「論理の型」で表示するページを、1つのHTMLファイルで作ってください。
・主張の入力欄が1つ(例:「( )」)
・ボタンが4つ:「アメリカ式」「フランス式」「日本式」「イラン式」
・押した型の構成テンプレ(見出しの骨組み)に主張をはめて表示する:
 アメリカ式=主張→根拠→再主張/フランス式=テーゼ→アンチテーゼ→ジンテーゼ/日本式=体験・共感から入り主張は最後/イラン式=権威ある言葉の引用から入る
・各型に1行の説明を添える
コードは1ファイル完結で、全文を出してください。
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💪 +αチャレンジ:自分が今週書いた文章を入れて、4つの型で読み比べてみよう。

第9回

不安の捉え直しカード

テーマ:メンタル

🎯 完成条件:ボタンを押すたびに、自作の捉え直しカードがランダムに1枚出ること。

不安は消せないが、言い換えることはできる(捉え直し)。効くのは他人の言葉より自分の言葉——だからペアの5組は自分で書く。それがこの回の本体。

英語学習の「不安の捉え直しカード」アプリを、1つのHTMLファイルで作ってください。
・「カードをめくる」ボタンを押すたびに、下の5組からランダムに1組がカード風に表示される(上段=不安、下段=捉え直し)
・ペアは次の5組です:
1. 「間違えたら恥ずかしい」→「間違いは脳が学んでいる証拠」
2. 「( )」→「( )」
3. 「( )」→「( )」
4. 「( )」→「( )」
5. 「( )」→「( )」
・やさしい、安心する色のデザインで
コードは1ファイル完結で、全文を出してください。
コピーしました ✓

💪 +αチャレンジ:カードがふわっと切り替わるアニメーションを付けてもらおう。

第10回

マイ学習ルーティン表

テーマ:生成AI活用

🎯 完成条件:曜日ごとにチェックでき、閉じても記録が残り、達成数が出ること。

③で完成させる「自分のAI学習ルーティン」を、毎週回すための管理表。第2回のストリークカウンターの発展形——半年間の集大成の道具

1週間の英語学習ルーティン表を、1つのHTMLファイルで作ってください。
・月〜日の7行。それぞれの行に、私のその日のタスクを表示する:
 月「( )」火「( )」水「( )」木「( )」金「( )」土「( )」日「( )」
・各行にチェックボックスがあり、できた日に印をつけられる
・チェックは localStorage に保存して、閉じても残る
・表の上に「今週の達成:◯/7」と大きく表示する
・「今週をリセット」ボタンも付ける
コードは1ファイル完結で、全文を出してください。
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💪 +αチャレンジ:達成数に応じて応援メッセージが変わるようにしてもらおう(0〜2/3〜5/6〜7で3段階)。

その先

第11回からは、自分のアプリへ

接続

ここまでで、きみは10個のアプリを作った経験者。第11回からは「作らされる」から「作りたいものを作る」へ切り替わります。

  • 第11回:仕様の言語化を本格的に学び、自由制作の試作第1号を作る(→ 週11カード
  • 第12〜14回:グループで「英語学習+身近な困りごと」アプリを制作・改善・発表(→ 制作お助けカードを手元に)

毎回の15分は、ぜんぶ最終発表への筋トレでした。
10回続けたきみは、もう「作れる人」です。