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まず3分:AIが「実装の壁」を溶かした
読み物
これまでアプリを作るには、プログラミング言語を覚えて何百行もコードを書く必要がありました。でも今は——やりたいことを日本語でAIに伝えるだけで、動くアプリが手に入ります。作れる人とそうでない人の境目が、大きく動いています。
🔨 たとえるなら——プロの大工さんに「こんな棚がほしい」と伝えれば作ってくれる。あなたの仕事は、木を切ることではなく「何を・誰のために作るか」を決めて注文すること。
AIが得意なこと
= どう作るか(実装)。コードを書く、見た目を整える、エラーを直す。指示すれば数十秒で形にする。
例:「単語カードのアプリを作って」→ 動くHTMLを生成
人間がやること
= 何を・誰のために作るか(課題設定と判断)。困りごとを見つけ、良し悪しを決める。ここは人間の仕事のまま。
例:「誰の・どんな不便を解くか」「これで使いやすい?」
だから、うまく作らせるカギは「良い指示(プロンプト)」。AIに察してもらうのではなく、条件を先に渡すのがコツです。↓
- ① 誰が使う? (例:英語が苦手な大学生/自分)
- ② 何ができる? 機能を3〜5個に絞る(欲張らない)
- ③ どんな見た目? (例:スマホで見やすく・やさしい色)
+ 良い学習アプリの条件= ①操作がシンプル ②すぐフィードバックが返る ③繰り返したくなる工夫(記録・ゲーム性)。
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いまの言葉:「バイブコーディング」
2025–2026
AIに自然言語で指示するだけでアプリやWebを作る新しいスタイルは、バイブコーディング(Vibe Coding)と呼ばれ、いま世界で急速に広がっています。
2025年の言葉
「Vibe Coding」は、英語辞典 Collins の 2025年の言葉(Word of the Year)に選ばれました(2025年11月発表)。それだけ社会に広まった、という証です。
命名は2025年
AI研究者アンドレイ・カーパシー(OpenAI創設メンバー・元Tesla AI責任者)が名づけました。Lovable・Bolt.new・Dify など、専用ツールも次々に登場。
1ファイルで
この授業の方式=AIに単一HTML(HTML・CSS・JavaScript全部入り)を書かせ、ダブルクリックで動かす。登録もインストールも不要で、いちばん手軽なバイブコーディングです。
「作れる人」と「作れない人」の境目が、
プログラミング技術から“アイデアと指示”へ移った。
もっと知りたい人へ:Collins Dictionary「Word of the Year 2025」=Vibe Coding(AIに話しかけて作る開発スタイル)
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生成AIミニドリル:AIに“動くアプリ”を作らせる
10分・無料
日本語の指示だけで、AIに単語フラッシュカードアプリを作らせてみよう。使うのは Google Gemini(無料・大学アカウントでOK)。できたファイルはスマホやPCで実際に動きます。
- Gemini を開く(ブラウザで gemini.google.com/大学アカウントでログイン)
- 下のプロンプトをコピーして、そのまま貼りつけて送信
英単語を覚えるためのシンプルなフラッシュカードアプリを、1つのHTMLファイル(HTML・CSS・JavaScriptをすべて含む)で作ってください。仕様は次の3つです。①カードをクリックすると英語→日本語が切り替わる ②「次へ」ボタンで次の単語に進む ③スマートフォンでも見やすい、やさしい色のデザイン。英検準2級レベルの単語を10個、あなたが選んで入れてください。コードは1つのコードブロックにまとめて出力してください。
コピーしました ✓
- 出てきたコードをコピー →「メモ帳」に貼り付け →ファイル名を 単語.html にして保存(拡張子を
.html にするのがポイント)→ダブルクリックしてブラウザで動かす
- 思いどおりに動かなかったら、Geminiに「〜がうまく動かない、直して」と続けて頼む(=壁打ちで仕上げる)
ひとことメモ(自分用)
AIに作らせてみて、一番おどろいたこと・むずかしかったことは? どこを「〜を直して」と頼めば、もっと良くなりそう?
⚠️ 個人情報は入れないこと。1回で完璧を目指さず、追加の指示(壁打ち)で少しずつ直すのがコツです。無料枠の中で完結します。
この先へ ― 4年ゼミへの入り口
今日作ったのは、ブラウザで動く単一HTML(無料・全員できる)。4年ゼミ「生成AI × 社会課題解決ラボ」では、Claude Code / Codex というAIエージェントで、複数ファイルの本格アプリを作り、身近な社会の課題を解決していきます。この授業は、その準備です。